「死にたい」と思ったので。

自殺願望がある僕が幸せになれるだろうか。

「死にたい」と思ったのでブログを始めてみた。

 

 

こんにちは。Paulです。

人生初ブログです。

最近、人生に大きくつまずいてしまい、紆余曲折あって、ブログを開始することにしました。

 

ところでみなさん、

人は何で子供をつくるんだと思いますか?

 

生きる厳しさ

この世は基本的には競争社会です。

強い者が生き残り、弱い者は滅びていきます。

小学校の頃を思い出してみてください。

喧嘩で強い子や口論で強い子が給食で出た人気のメニューを多くゲットしていましたよね。

これは世の中の縮図だと思うんです。

 

学校で先生が教えることは

「人それぞれ、個性があるから楽しい。」

「多様性が社会を成り立たせている」

とかそんな趣旨のものですよね。

でも、そういう理屈ってそれなりにお金やコネに恵まれている状態で、

さあ、人生をどうやって楽しもうかって考えた時に出てくる話です。

 

実際の社会っていうのはもっと現実的で厳しいものです。

学歴や学力、能力、資格、財産・資産、コネ、地位、名声などがなければ、生きていくだけのお金は得られない。

また、そういうものを得るには何よりお金が必要。

ましてや結婚するには、とりわけ、子供が欲しいと思っている相手と一緒になるには、それなりの企業に正社員として雇用されないとなかなか難しい。

不可能ではないけれど。

 

 

製品の値段を決めるもの

そんな現実に追い打ちをかけるように、世の中のグローバル化がどんどん進んで、日本企業はどんどん首を絞められています。

仕事に就けたとしても運悪くシャープや東芝のように落ちていく企業だったら生活資金が得られなくなります。

なんでグローバル化で日本企業がつらい思いをしているのでしょうか?

それには人件費が大きく絡んでいます。

 

製品やサービスの値段を決める一番大きな要因はなんでしょうか。

原価でしょうか。

需要と供給のバランスでしょうか。

いやいや、最も重要なファクターは人件費です。

製品やサービスは原料に何かしらの付加価値をつけて完成させているわけです。

野菜を売るにせよ、種をまいてそれを育てて大きくしたという付加価値がついている。

時計を売るのなら、ネジや歯車を買ってきて、設計と組み立てという付加価値をつけている。

その付加価値の分の値段を原価にプラスしたのが売価になるわけですが、付加価値の分の値段ってつまり人件費。

 

では、人件費は何で決まるのでしょうか?

それは経済レベルです。

言い換えると「どれだけ貧しいか」です。

貧しければ貧しいほど、より低賃金で働きますよね。

同じ時給400円の労働でも、時給900円くらいで働く日本人にとっては割りの悪すぎる労働ですが、今まで時給100円でしか働いたことのなかった中国人にとっては夢のような労働なわけです。

給料が4倍に増えるわけですからね。

それで日本の企業はこぞって、中国に工場を移して製造コストを落とそうとしたわけです。

 

 

価格競争という殺し合い

でも、日本企業は製造コストを落としただけで世界の競争に勝てるでしょうか?

設計にかかる膨大な人件費はそのままなわけです。

もし日本より低賃金で働く後進国企業に、同じ設計スキルで追いつかれたらどうなるか。

どうしても値段で負けてしまいますよね。

世界中で作られたものを、世界中で売ることができるようになった今、価格競争は貧しい国に軍配があがる部分があるわけです。

それで日本企業はいま相当苦しんでいます。

 

要するに厳しい競争社会なわけです、この世界は。

それで、生活するお金が底をつきそうになるとどういう手段にでるか。

戦争です。

力づくで金や人、土地を奪って食料をつくったりモノをつくって売ったりするわけです。

 

そう考えると世界で繰り広げられている厳しい価格競争も、戦争のようなものです。

直接は殺し合わないけれど、その競争に負けた者は食えなくなります。

住めなくなります。着れなくなります。

悪い場合は、借金を抱えて、最悪のケースでは自殺します。

ちょっと極端かもしれませんが、殺し合っているようなものですよね。

世の中はこんなにもつらく、厳しい世界です。

 

そんな世界になぜ子供を産むの?

最初の問いに戻ります。

人はなんで子供をつくるんでしょうか。

こんなにもつらく厳しい世界に、産み落とそうとするのでしょうか。

 

私のいまのところの答えは、自己満足です。

経済的にある程度の安定を得た人が、自分の幸せを得るためだけにつくる命。

親はいいでしょう。それなりに生きていける算段がとれたわけですから。

でも、産み落とされた子供は厳しい現実に立ち向かうしかありません。

競争に勝って、食いぶちを手に入れるしかない。

 

人間って一度生を受けると、死ぬのがとても難しい。

だから、競争をリタイアすることはできない。

ひたすら戦うしかない。

自己満が悪いとはいいません。

人が何をしようとその人の勝手だから。

でも、少なくとも私はこの世に生をうけて、26歳になった今、厳しい現実にぶち当たって、「生まれてきたくなかった」とそう思ってます。

 

生きるのが辛い全ての人へ

それでも自殺は踏みとどまっている。

自殺の計画はした。何度も実行に移そうとした。

けれど、まだ何か可能性が残されているんじゃないかと思い、なんとか踏みとどまっています。

それで、色々試してみています。

 

このブログはその一つでもあり、厳しく理不尽なこの世の中で苦しむ全ての人に向けたメッセージです。

膨大な数の記事・ブログがあるのに、だれがこの記事を見てくれるのかわからない。

けれど、苦しい、つらいと感じている人が、このブログを読んで、少しでも救われるようなことがあれば、それは私の生きる糧になると思ったんです。

 

「死にたい」と思ったのでブログを始めてみました。